釣行日:2017年5月27日(土)場所:旧吉野川水系
前回記事からの続きです。いくつかの支流、水路をみたが、どこもかなり濁っている。
とくに雑誌とかで見るハスがある水路は濃いカフェオレ色(泥水)です。
とてもじゃないけど釣れる気がしない。
今日は、心なしか他バサーとも会わない。
地元の方も今日はパス?と思いながら走ります。
ある支流沿いをゆっくり走っていると水がキレイなところを発見。
とある支流にて
私「ここええんとちゃうー?」息子「ホンマやー、水がキレイ」
車を止められる場所も見つり、タックルを持ちながら近づくと大きなバスを発見。
よく、観察するとそのバスから30mほど下流にも別のバスがいる。
川沿いの道路からでは足場が高すぎる、また、川から離れすぎ。
バスが見えたところとは距離があるが、川辺に降りられるところを見つけた。
写真の上側が上流。右側の護岸に陣取った。
足元の少し日かげになっているところを、私はオリカネ虫、息子は野良ガエルを投げていく。
反応なし。
私は前日の会社の帰りによった釣具店で見つけて衝動買いしたリトルジョイントゾーイをタトゥーラ6101MHFBに結びます。
水中ではどんな感じなのかを確認するために、足元のそばから岸沿いに2~3メートルの範囲に投げてただ巻き。
私「コレ、ええ感じやろ?、ホンマにブルーギルみたいやね」
息子「ホンマやー、俺にも投げさせてー」
私「ちょっと、待って、俺に練習させてくれ」
息子「俺が練習する、あっ!」
私「!!!」
なんと、ゾーイの2メートル右側に50オーバーのバスがゆっくり泳いできた。
まったく、人間を恐れていないというか、目は私と息子をしっかり見てるようにも見えるし、ゾーイを見ている様な気もする。
私も息子もバスを見て声がでません。
私、心の中「コレ、アレヤ、そばに来たときにルアーを軽くジャークさせて、リアクションでドーンや!、リアクションで食わせるやつや!」
バスがゾーイに近づいていきます。
私、心の中「まだや、もう少し近づいてからや!」
さらにバスがゾーイに近づいていきます。
私、心の中「もう少しや、もう少しでジャークやーー!」
とタイミングをはかりましたが、緊張しすぎてロッドを動かせませんでした(笑)
バスはゾーイを横目に見ながら左側に去っていきました(濁りですぐに見失いました)。
私「はぁー」
息子「何してんの?」
私「緊張して腕が固まってしまってロッドを動かされへんかった」
息子「はは(笑)、俺に投げさせて」
息子にロッドを渡して、さっきのバスがどこにいったか橋の上から探すも見当たらず。
矢印の方向へ行ったがまったく見えない、発見できない。
対岸からバスを探していると、息子がリトルジョイントゾーイを遠投して巻いています。
私、心の中「そのルアーは値段が高いから、絶対に根がかりさせるなよ!!!」
結局、バスは見当たらず。元の位置に戻る。
二人とも、十分、いろいろなルアーを投げたので、次に行こうかと川沿いを歩いていたら、護岸ではなくほんとの川辺に降りれそうなところがあった。
息子「降りよう!」といいながら降りていきました。
私は、おそるおそる降りて写真をパチリ。
一番最初に水がキレイと言ってたところです。クリアです。
かなりの浅瀬でした。
最初に見たバスはここらにいたが見当たらない。
そのバスが私たち親子の前を横切ったバス?と考えながらこの場所を後にしました。
別の透明度が高い支流にて
先ほどとは違う支流沿いの細い道を走っていくとたどり着きました。
水がとてもキレイ。今日イチです。写真の上が上流。
このときの水位では浅すぎてサカナは下流からは上っていけないだろう。
橋の上からでも、取り残されたサカナたちが泳いでいるのが見える。
バスのような気がするが、遠すぎて、はっきり見えない。
息子「何とか行きたい。サカナが見えているのに。」
私「よっしゃ、わかった」
私、心の中「虫が体のまわりを飛ぶだけで嫌がるくせに、たくましくなったかも」とちょっと感動。
見えている草木は私の身長(174Cm)より高いのが多いです。
腹をくくって、コンクリート護岸をおりて、写真の橋より左側(奥)を目指します。
私が先頭に行って、ある程度進んだら息子にきなさいと声かけ。
橋の下近辺を藪漕ぎしていると足元がぬかるんできて、息子には危険だと直感。
私「体が沈みそうに感じるくらい足元が不安、ロッドと荷物を持ちながらは厳しい。
ゴメンやけどあきらめよう」
息子「わかった」
少し進んだだけど、息子も自分の背丈より高い草木に苦戦していたので納得。
上流側はあきらめて、下流(本流)側へ砂利道を歩いていくと草木が生い茂っていてまたもや突破できない。
「マムシに注意」の看板があった(写真を撮り忘れた)。
川をのぞくとたくさんの亀が甲羅干しをしている。バスは見えない。
仕方がないので、あきらめて元の橋までもどって、断念した上流側を見ると大きな魚影が見える。
バスではない、1メートル以上あると思う。たぶん、鯉。
見えるかな?、赤色矢印の先が魚影です。
藪漕ぎできれば他人が獲れないサカナに逢える確率が高くなるのはわかってはいるができないもんだ。
時間は11時前、1回もルアーを投げずにこの場を離れた。
続きます。
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